9/17(金)算数・数学②~論理的思考~【宇陀市榛原の塾】

勉強のお話
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こんにちは!

 

前回に引き続き算数のお話です!

 

 

算数が苦手になるお子様が急激に増えるのは、

小学4年生からです。

 

これは、小学4年生から急激に

論理的思考を問われる問題が増えるからです。

 

 

小学3年生までは、

1つの式、しかも単元に「たし算」と書いてあれば、

出てきた数値をたし算すればOKという練習を繰り返します。

 

わり算の単元では、なんとなく

「大きいもの÷小さいもの」

「割り切れたらOK!」

なんて解き方をしているお子様も少なくありません。

 

 

そうすると、文章題を解くときに、

状況をイメージしたり、整理したりせずに、

式を立ててしかも正解という状態になります。

 

 

しかし、小学4年生からは、

式が2つ、3つ、

たし算の単元でも、他の計算を経ないといけないというように、

文章題の状況を正しくイメージし、

整理する力が必要になってきます。

 

ここで、

これまでなんとなく式を立てていたお子様は、

壁にぶち当たります。

 

今までなんとなくで解いていたお子様は、

答えを出すための式を一気に立てることができないので、

パニックになります。

 

 

では、本来どのような練習が必要なのか。

 

 

平均を求める問題を例に挙げます。

 

「平均を求めなさい」

→「平均=合計÷個数」

→合計と個数はいくらだろう」

とやって問題文の情報から答えを導きます。

 

 

問題から答えが直接見えない状態でも、

答えから順に必要なものを集めていくことで、

問題が解けるようになっていきます。

 

 

つまり目標から逆算して考える力が養われるのです。

こういった力を論理的思考力と呼びます。

 

 

これは社会に出たときに本当に生きます。

 

目標から逆算して、

何が必要かを考え計画を立てていくことは、

当たり前のように求められます。

 

 

親御様がお子様にご指導される際は、

「何を求める?」

「そのためには何が必要?」

「それって問題文のどれから出せる?」

といった聞き方をしてあげてください。

 

 

お困りの方はぜひお問合せください。

 


 

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