こんにちは!
夏休みが明けた人も、
もうすぐ明ける人も、
いかがお過ごしですか。
2学期が始まるこのタイミングで、
よくある質問、
「なんで勉強をするの?」
についてのお話をさせていただきます。
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まず、前提として、
小学生・中学生・高校生の間に、
「勉強しておいてよかったな~」
と思う機会はなかなかありません。
受験で合格したときはそう思うかもしれませんが、
「役に立った!」
とはまた別のうれしさです。
しかし社会人になって、
「勉強しておいてよかったな~」
と思う機会はあります。
社会で生きていく、仕事をしていくことにおいて、
予測や設計、計画を立てる
ということは、
とても大切になります。
会社で何か新しいことをするにおいても、
計画がないと賛同を得られません。
何かを作ったり、売ったりするにしても、
お客様がどういうものを求めているのかを、
考えられないとうまくいきません。
仮説を論理的に立てて計画を作る、
うまくいかなかったときに、
どうすればうまくいかなかったかを
検証し改善する、
こういった力がとても大切です。
では勉強がどのようにして生きるのか。
例えば数学は、求めるものから逆算して考える教科です。
「平均を求めなさい」
→「平均=合計÷個数」
→「合計と個数はいくらだろう」
という風に問題文の情報から答えを導きます。
つまり
目標から逆算して考える力が養われるのです。
こういった力を論理的思考力と呼びます。
「理科や社会は暗記科目、社会に出ても使わない。」
こんな風に言う人もいます。
しかし、理科や社会は用語をただ覚えるのではなく、
どのようにすれば暗記ができるのか、
脳の使い方の練習といえます。
理科や社会の暗記のコツの一つとして、
情報をつなぎ合わせて覚えるということがあります。
「魚類の卵には殻がない、両生類もない、爬虫類はある、鳥類もある!」
とひとつひとつ覚えるのではなく、
「殻は乾燥を防ぐためにある」
→「水中に卵を産む動物は殻がなく、陸上に卵をを産む動物は殻がある!」
と理由と結果を結び付けて覚えると記憶の定着は良くなります。
物事のつながりや理由と結果を
結び付けて考えることができると、
なぜうまくいかないのか、
どういう改善をすべきかも
考えられるようになります。
学生の頃に勉強をする意味というのは、
なかなかわかりません。
しかし、
勉強をして脳を鍛えてきた人は、
「勉強をしてきて良かった」
と思える日が来るでしょう。
個別指導Terraceの2学期はイベントが盛り沢山です!
【お知らせページ】を用意していますので、
小学生の方、中学生の方、高校生の方、
みなさんご覧ください!
コメント
[…] さて、前回の投稿に引き続き、 […]