8/29(日)なんで勉強をするの??①【宇陀市榛原の塾】

勉強のお話

こんにちは!

 

夏休みが明けた人も、

もうすぐ明ける人も、

いかがお過ごしですか。

 

2学期が始まるこのタイミングで、

よくある質問、

「なんで勉強をするの?」

についてのお話をさせていただきます。

 

 

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まず、前提として、

小学生・中学生・高校生の間に、

「勉強しておいてよかったな~」

と思う機会はなかなかありません。

 

受験で合格したときはそう思うかもしれませんが、

「役に立った!」

とはまた別のうれしさです。

 

 

しかし社会人になって、

「勉強しておいてよかったな~」

と思う機会はあります。

 

社会で生きていく、仕事をしていくことにおいて、

予測や設計、計画を立てる

ということは、

とても大切になります。

 

 

会社で何か新しいことをするにおいても、

計画がないと賛同を得られません。

 

何かを作ったり、売ったりするにしても、

お客様がどういうものを求めているのかを、

考えられないとうまくいきません。

 

 

仮説を論理的に立てて計画を作る、

うまくいかなかったときに、

どうすればうまくいかなかったかを

検証し改善する、

こういった力がとても大切です。

 

 

 

では勉強がどのようにして生きるのか。

 

例えば数学は、求めるものから逆算して考える教科です。

「平均を求めなさい」

→「平均=合計÷個数」

→「合計と個数はいくらだろう」

という風に問題文の情報から答えを導きます。

 

つまり

目標から逆算して考える力が養われるのです。

こういった力を論理的思考力と呼びます。

 

 

「理科や社会は暗記科目、社会に出ても使わない。」

こんな風に言う人もいます。

 

しかし、理科や社会は用語をただ覚えるのではなく、

どのようにすれば暗記ができるのか、

脳の使い方の練習といえます。

 

理科や社会の暗記のコツの一つとして、

情報をつなぎ合わせて覚えるということがあります。

 

「魚類の卵には殻がない、両生類もない、爬虫類はある、鳥類もある!」

とひとつひとつ覚えるのではなく、

「殻は乾燥を防ぐためにある」

→「水中に卵を産む動物は殻がなく、陸上に卵をを産む動物は殻がある!」

理由と結果を結び付けて覚えると記憶の定着は良くなります。

 

物事のつながりや理由と結果を

結び付けて考えることができると、

なぜうまくいかないのか、

どういう改善をすべきかも

考えられるようになります。

 

 

 

学生の頃に勉強をする意味というのは、

なかなかわかりません。

 

しかし、

勉強をして脳を鍛えてきた人は、

「勉強をしてきて良かった」

と思える日が来るでしょう。

 


 

個別指導Terraceの2学期はイベントが盛り沢山です!

【お知らせページ】を用意していますので、

小学生の方、中学生の方、高校生の方、

みなさんご覧ください!